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Cocoonが自動生成する9つの画像サイズについての解説

Cocoonが自動生成する9つの画像サイズについての解説

Cocoonを使っているといつの間にか知らない画像が生成されていて驚いた人はいないでしょうか? Cocoonでは画像アップロード時に目的に合わせた数種類の画像を生成するようになっています。

この記事ではCocoonが自動生成する画像のサイズ・自動生成された画像使の使用用途・自動生成の停止方法について説明します。

Cocoonはどうやって画像を自動生成しているのか?

正確にはCocoonが画像を生成しているわけではありません。CocoonがWordPressに対して画像生成サイズを新たに追加し、アップロードの際にWordPressが自動生成しています。記事では分かりやすさを考え「Cocoonが自動生成する」と表現しています。

それではCocoonはどのようにして画像の自動生成サイズを追加しているのでしょうか?

答えは add_image_size()を使用して自動生成サイズを追加しています。add_image_size()は自動生成を新たに追加するWordPressのPHP関数です。下記は管理画面記事リスト一覧のサムネイル生成を追加する例です。

cocoon-master/lib/settings.php

//100px 管理画面記事リスト一覧のサムネイル
define('THUMB100', 'thumb100');
define('THUMB100WIDTH', get_square_thumbnail_width(100));
define('THUMB100HEIGHT', get_square_thumbnail_height(THUMB100WIDTH));
add_image_size(THUMB100, THUMB100WIDTH, THUMB100HEIGHT, true);

100x100pxの正方形画像を生成する例です。Cocoonのソースコードからの参照です。THUMB100・THUMB100WIDTH・THUMB100HEIGHTの定数を定義しこれらを引数にして add_image_size()で自動生成を追加しています。

Cocoonで何種類の自動生成が追加されているか調べるためにソースコード内の add_image_size()を探してみます。VSCodeを使いCocoonの全ソースコードを「add_image_size」で検索してみると9件の該当が見つかりました。

Cocoonはどうやって画像を自動生成しているのか?

Cocoonによって登録される自動生成は全部で9種類あることになります。次に9種類の自動生成の内容を見ていきましょう。

Cocoonが自動生成する画像サイズ

Cocoonが自動生成する画像サイズそれぞれの内容です。

もし画像表示領域の2倍サイズの画像を読込むCocoonのRetina対応オプションを有効にしている場合、自動生成される画像サイズは下記の2倍になります。

  • 100px:管理画面記事リスト一覧のサムネイル
  • 150px:正方形ページ送りナビ・Facebookバルーン
  • 120px:新着・人気記事ウィジェット・ページ送りナビ・関連記事ミニカード
  • 160px:関連記事デフォルト・関連記事4列
  • 320px:デフォルトサムネイル・関連記事3列
  • 縦型カード2列用の可変サムネイル
  • 縦型カード3列用の可変サムネイル
  • タイルカード2列用の可変サムネイル
  • タイルカード3列用の可変サムネイル

これらCocoonが自動生成する画像は サイズ固定横幅が固定で縦が可変縦横共に可変の3種類に分けることができます。

サイズ固定の自動生成画像

  • 100px:管理画面記事リスト一覧のサムネイル
  • 150px:正方形 ページ送りナビ・Facebookバルーン

サイズ固定で縦横同じサイズの正方形に切り取られるタイプの画像です。管理画面の記事一覧で表示されるサムネイルや投稿の最後に表示されるページ送りナビに使用されます。

横幅が固定で縦が可変の自動生成画像

  • 120px:新着・人気記事ウィジェット・ページ送りナビ・関連記事ミニカード
  • 160px:関連記事デフォルト・関連記事4列
  • 320px:デフォルトサムネイル・関連記事3列

主に記事一覧のサムネイルに用いられる使用頻度の高い画像サイズです。生成される画像の横幅は固定で縦の長さはサムネイル画像の縦横比の設定により変動します。サムネイル画像の縦横比は Cocoon設定 > 画像タブの「サムネイル画像」項目で設定可能です。

Cocoon:サムネイル画像比の設定

縦横共に可変の自動生成画像

  • 縦型カード2列用の可変サムネイル
  • 縦型カード3列用の可変サムネイル
  • タイルカード2列用の可変サムネイル
  • タイルカード3列用の可変サムネイル

これら4種の画像は特定のカードタイプ設定をしている時のみ生成されます。カードタイプとは記事を表示するためのカード表示、トップページで記事を表示しているカードの形のことです。

カードタイプの設定は Cocoon設定 > インデックスタブの「カードタイプ」項目で設定できます。

Cocoon:カードタイプの設定

カードタイプを下4つの内どれかに設定していればそれに対応する画像が生成されることになります。この設定は重複できないため自動生成される画像は4種類の内1つだけです。

Cocoonには全部で9つの自動生成が設定されていますが実際に生成される可能性がある最大数は6種類(サイズ固定2・横幅固定で縦が可変3・縦横共に可変1)です。

Cocoonの画像自動生成を停止する方法

Cocoonで自動生成される画像はそれぞれの使用目的を持っているので基本的には自動生成の停止はしない方がいいです。しかし自分でカスタマイズして制御したい・画像は自分で管理したいという人はいるかもしれません。

ここではCocoonが画像をのアップロード時に自動生成する各画像を停止させる方法を紹介します。

どうしても自分で画像を管理したいなどの特別な理由が無い限りCocoonの自動生成を停止するのはおすすめはしません。

Cocoonが自動生成する画像をまとめて停止する方法です。停止にはWordPress関数の remove_image_size()を使用します。下記コードを functions.phpに追加してください。

functions.phpの編集方法と注意点

//Cocoonが自動生成する画像を全て停止
add_action('init', function() {
    remove_image_size(THUMB100);
    remove_image_size(THUMB150);
    remove_image_size(THUMB120);
    remove_image_size(THUMB160);
    remove_image_size(THUMB320);
    remove_image_size(get_vertical_card_2_thumbnail_size());
    remove_image_size(get_vertical_card_3_thumbnail_size());
    remove_image_size(get_tile_card_2_thumbnail_size());
    remove_image_size(get_tile_card_3_thumbnail_size());
});

remove_image_size()を使用し上で紹介した9種類のCocoonによる自動生成を停止しています。不要な remove_image_size()をコメントアウトまたは削除することで特定のサイズのみ停止できます。

このコードはCocoonの画像自動生成を停止しているだけでWordPressの自動生成は停止できないことに注意してください。

画像アップロード時の自動生成を追加・停止する – WordPress
WordPressには画像アップロード時にリサイズを行い複数の画像を生成してくれる自動生成機能があります。この記事ではWordPressでアップロード画像の自動生成を追加または停止し自分で管理する方法を紹介します。

全の自動生成を停止すると記事のサムネイルが表示されなくなります。サムネイル画像以外を停止したい場合は下記記事を参考にしてください。

サムネイル画像「以外の」自動生成を停止する – WordPress
WordPressでサムネイル画像だけ自動生成しそれ以外の画像自動生成を停止する方法を紹介します。サムネイル画像「以外の」自動生成を停止する方法です。レスポンシブ画像を無効にして表示する画像サイズを指定したい場合に役立つでしょう。

最後に

Cocoonが自動生成する画像のサイズ・自動生成された画像使がわれる場所・自動生成の停止方法について紹介しました。

私はCocoonの自動生成機能は止めていませんし止める必要はないと思います。Cocoonの画像自動生成機能はぴったりサイズのサムネイル画像を生成してれたり管理画面に記事のサムネイルが表示されたりして便利ですしRetinaに対応させる際にもボタン一つで対応する画像を生成してくれます。

それでも人によって使い方は異なると思うので自分に合った方法で画像を管理するのがいいでしょう。